西播

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旬を迎えた西播磨産のイチゴ=赤穂市中広
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旬を迎えた西播磨産のイチゴ=赤穂市中広
西播磨産イチゴをアピールする丸尾友明さん=赤穂市中広
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西播磨産イチゴをアピールする丸尾友明さん=赤穂市中広

 兵庫県西播磨地域産のイチゴのブランド化に向け、県は新年度、生産者の支援に乗り出す。イチゴはインターネットのSNS(交流サイト)で写真が映えることからブームが広がり、ホテルのビュッフェやイチゴ狩りの人気が上昇中。西播磨の特産物はカキやそうめんが有名だが、ブームも追い風に新たな「地元の逸品」として、イチゴの魅力発信を目指す。

 イチゴは全国各地で作られているが、生産量は栃木、福岡、熊本県などが多い。兵庫県によると、県内では明治後期に西宮市で生産が始まり、戦前には栽培面積が全国一を誇ったことも。現在は神戸市北、西区、明石、洲本市などが産地として知られている。

 西播磨でイチゴを専業で作る農家は少なかったが、近年、新規就農で手掛ける人が増加。赤穂、相生市、佐用、上郡町の農家が2年半前、イチゴの研究会を結成したほか、地元農協のイチゴの部会も5年ほど前に活動を再開し、情報交換などを続けてきた。

 県はそうした動きを背景に、ブランド化を後押しする経費を新年度予算に計上した。先進地の視察や苗の購入、栽培環境の改善などの費用を補助する。「イチゴはスイーツなど『コラボ』の可能性も高い」(担当者)と期待し、加工品の開発も支援する方針。

 生産者の一人で、研究会の代表を務める「まるおファーム」(赤穂市中広)の丸尾友明さん(39)は4年前、高校教諭から転身し、イチゴ一本に絞って就農。日当たりが良く温暖な瀬戸内の気候にも恵まれ、ビニールハウス3棟で大きくて甘い静岡の品種「紅ほっぺ」などを生産し、市内のスーパーなどに出荷する。

 イチゴ狩りも盛況で、来季は栽培面積を1・5倍に広げる。丸尾さんは「生産者みんなで知恵を絞り、『西播磨のイチゴ』をアピールしていければ。まずは神戸市内のアンテナショップで販売するなどし、知ってもらうよう努めたい」と抱負を語る。(宮本万里子)

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