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みかんのへた山2号墳の頂上部=赤穂市坂越
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みかんのへた山2号墳の頂上部=赤穂市坂越

 兵庫県赤穂市教育委員会は20日、同市坂越の「みかんのへた山古墳」隣に円墳「みかんのへた山2号墳」(直径約12メートル、高さ約3メートル)を確認し、人為的な盛り土や墓穴(墓壙)が頂上で見つかったと発表した。みかんのへた山古墳とほぼ同じ、古墳時代中期初頭(4世紀末~5世紀初頭)に築かれたとみられる。24日午後1~2時、現地説明会を開く。

 2号墳の頂上には大きさのそろった石や炭が土に交ざり、岩盤を削って盛り土をして築いたと分かった。木の棺をそのまま収めた「木棺直葬」の墓壙(長さ2・8メートル、幅1・4メートル)も見つかった。中央が浅く陥没しており、木棺内部が崩れ土砂が落ち込んだ可能性が高い。

 みかんのへた山古墳は、海を望む特殊な立地から瀬戸内海の海上交通を掌握した豪族の墓と考えられている。2号墳の被葬者について、市教委文化財係の山中良平学芸員は「補佐した人物か、後継者として古墳の築造を許された人物だったと思われる」と話す。

 説明会はJR坂越駅から神姫バス「小島」で下車。登山道を歩いて約15分登る。無料。申し込み不要。同文化財係TEL0791・43・6962

(坂本 勝)

【みかんのへた山古墳】 標高約80メートルの山頂に築かれた円墳(直径約30メートル、高さ約3・5メートル)。海上から見ると「みかんのへた」のように見える。「造り出し」という祭祀(さいし)用の突出部や葺石、円筒埴輪(はにわ)が見つかった。発掘調査はされていないが、竪穴式石室とみられる。1975年に県史跡に指定。

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