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開館15周年を機に半生記を出版した鈴原義経さん=赤穂市上仮屋北
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開館15周年を機に半生記を出版した鈴原義経さん=赤穂市上仮屋北

 赤穂玩具博物館(兵庫県赤穂市上仮屋北)の鈴原義経館長(46)が開館15周年を機に半生記をまとめた著書「赤穂ゴールドラッシュ 夢の実現」を出した。ブリキのおもちゃ博物館(横浜市)の北原照久館長を師と仰ぎ、収集を続けて開館した喜びをつづった。「縁を大切に笑顔と感謝で」「謙虚さ前向きさこそが夢をかなえる」。人生を肯定する言葉や懐かしい昭和の思い出がぎっしり詰まっている。

 同県姫路市生まれ。子どもの頃は鬼ごっこや竹馬などとともに漫画家を夢見るほど漫画や絵を描くのが好きだったという。中2の時、大阪府内へ転居し、高野山大学で仏教を学んだ。

 今回の著書は、「生い立ち・おもちゃとの出合い」に始まり、「赤穂玩具博物館開館まで」「開館後」という構成。

 著書によると収集を本格的に始めたのは20年以上前、ブリキのおもちゃと運命の出合いをしたのがきっかけ。閉店したおもちゃ店を訪れ、在庫を丸ごと買い取ったこともある。2003年に北原さんの博物館を訪れ、趣味を貫く生きざまに打たれて「自分も開く」と決心。反対を押し切って会社を辞め、04年4月、赤穂城跡近くの古民家に開館した。

 博物館ではブリキの戦車や鉄人28号などをガラスケースに陳列。収蔵品は増え続ける一方だ。15年間で2万人以上が訪れた。著書は「人生は出会いが全て。夢は諦めなければ必ずかない、人生は話した言葉でつくられる」との言葉で締めくくられる。

 鈴原さんは「以前は『懐かしい』と展示品を見る人が多かったが、今は『素晴らしい』と新鮮に驚く若い女性が増えた。時代の変化に合わせて古い物を生かすことが大切」と話す。

 A5判134ページ。非売品。赤穂玩具博物館TEL0791・45・7778

(坂本 勝)

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