西播

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かつての「イチリバー」の標識=姫路市砥堀
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かつての「イチリバー」の標識=姫路市砥堀
英語表記が「イチカワリバー」になった播但道の標識=姫路市砥堀
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英語表記が「イチカワリバー」になった播但道の標識=姫路市砥堀

 兵庫県姫路市にある播但連絡道路砥堀ランプで、2級河川「市川」を示す標識の英語表記が「ICHI RIVER(イチリバー)」から「Ichikawa Riv.(イチカワリバー)」に書き換えられた。道路を管理する県が、道路標識の英訳基準に照らし、イチリバーを不適合と判断。シールを貼って上書きした。

 イチリバーの標識は同ランプの出入り口、市川の両岸に1枚ずつある。1973年の開通時に設置され、単純に「川」を「リバー」に置き換えたとみられる。

 県道路保全課によると、標識の英語表記は、外国人観光客向けに統一化を進めている。道路管理者の「適正化委員会」で2015年以降、英語のネーティブスピーカーらの助言を受けながら基準を定めた。

 「川」は通常「リバー」に置き換えるが、市川は流域に自治体の市川町があるため、川も含めて固有名詞として扱うことにし、イチリバーを書き換えの対象に入れた。しかし、「有名観光地でもなく優先度は低い」(同課)こともあり、長らく後回しになっていた。

 国は20年の東京五輪・パラリンピックに向け、地名の分かりやすい英語表記を推進中。国土地理院の地図の英訳基準でみても、イチリバーは、市川は固有名詞▽川を除くと漢字1字で読みが2音と短くなり、意味が伝わりにくい-との理由で「二重のアウト」になってしまうという。

 同課は3月下旬、「イチカワリバー」のシールを貼る作業を粛々と決行し、「イチリバー(の表記)はもう残っていない」と“絶滅宣言”。一方で、「単なるローマ字表記の『chome』(丁目)など、イチリバーよりもっと(基準を無視した)ひどいものもまだ残っている」とし、「20年までに計画的に対応していく」と強調している。(井上太郎)

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