西播

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尼子山(右奥)を望む場所に完成したモニュメント=赤穂市坂越
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尼子山(右奥)を望む場所に完成したモニュメント=赤穂市坂越

 「赤穂富士」と称される兵庫県赤穂・相生市境の尼子山(259メートル)に親しんでもらおうと、同山のモニュメントが、赤穂市坂越の日用品販売兼喫茶店「さこし高瀬舟」駐車場の一角に完成した。山容に似た御影石(高さ約1メートル、幅約1・5メートル)で同山を、白い砕石と小石で坂越湾と湾内に浮かぶ生島を表現した。関係者は「赤穂の観光資源に」と意気込む。

 尼子山には山城跡が残り、戦国大名尼子義久を祭る尼子神社が登山口と山頂にある。山頂西側には約5メートル四方の巨岩がそびえる。

 長棟造園(同市塩屋)社長の長棟州彦さん(71)と、高瀬舟店主で「坂越を元気にする会」代表の橋本睦男さん(72)=同市=が、同山の魅力を発信する方法を探っていたところ、昨年末、同造園専務の長棟光亮さん(45)が同山に似た石を持ち寄った。

 同山を望む同店の敷地にこの石を据え、坂越湾に打ち寄せる波を縁石で表現。山裾に当たる部分には紅白の花が咲くサツキツツジを植えた。赤穂一帯が国内最大級のカルデラ跡だったことから、石の後方には火山岩の砕石を敷き詰めた。

 3月上旬に完成した。松の板の看板に、達筆をしたためたのは同店の常連で、プロボクシング元王者小国以載選手の祖父大河武司さん(94)=同市。孫の応援幕を書き慣れており、流れるような文字で「赤穂富士尼子山と穏やかな坂越湾」と書いた。

 「孫の応援幕や、尼子山に登ったことを思い出した」と大河さん。橋本さんは「心に残る文字と実物に迫るモニュメント。大勢の人に見てほしい」と話した。

 高瀬舟TEL0791・48・7122(6日と金・土・日休み)

(坂本 勝)

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