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利用者が初年度から1・3倍に増えた、たつの市の市民乗り合いタクシー「あかねちゃん」=たつの市内
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利用者が初年度から1・3倍に増えた、たつの市の市民乗り合いタクシー「あかねちゃん」=たつの市内

 高齢者らの買い物や通院の足として兵庫県たつの市内で2017年から運行する市民乗り合いタクシー「あかねちゃん」の2018年度の利用者が5万7965人と初年度の1・3倍に増えたことが、市のまとめで分かった。予約受け付けの締め切り時間を2時間前から1時間半前に短縮する改善策が奏功した。他方、利用が集中する時間帯の分散化など新たな課題も浮かび上がった。

 市と市民団体、交通事業者などで組織する「市地域公共交通会議」が事業主体となり、運行を地元タクシー、バス会社に委託。市内5区域に分け、定員8人のワゴン車計12台を午前8時~午後5時に16便走らせている。自宅まで送迎してくれる上、65歳以上の高齢者、障害者らは片道200円で使える。

 区域別にみると、揖保川区域の87%増をトップに龍野東(小宅・揖保・誉田・神岡地区)で40%増、龍野西(龍野・揖西地区)で31%増と大幅に伸長。3月には延べ利用者数10万人を突破した。市は「便利さへの理解が口コミで広まっている」と分析する。年代別では80代が43%、70代が32%と続き、目的地は医療・福祉施設が約半数に上った。

 一方で、午前中の利用が6割を占め、集中した際にタクシーなど予備車両で対応したケースが月約30件と初年度から倍増した。運行スケジュールに収まらない場合は予約時に利用時間を変更してもらう場合もあるといい、市は「買い物など時間がずらせるなら、利用時間の分散化に協力をお願いしたい」とする。

 1台当たりの1日利用者数は16・5人。目標の20人には届かなかったが、初年度の12・6人から改善した。年間事業費は約8870万円。運賃収入は1170万円で、市の負担金約7千万円などを充てた。(松本茂祥)

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