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巨大な釈迦涅槃図など、普段は非公開の貴重な絵画などが展示された寺宝展=宍粟市役所
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巨大な釈迦涅槃図など、普段は非公開の貴重な絵画などが展示された寺宝展=宍粟市役所

 城下町として栄えた兵庫県宍粟市山崎町の13寺院が、代々伝わる掛け軸や古文書など約30点を持ち寄った「山崎町佛教会寺宝展」が14日、同市役所1階市民ロビーで始まった。鎌倉時代の親鸞聖人の直筆と伝わる南無阿弥陀仏の掛け軸や、山崎藩本多家が寄進した巨大な釈迦涅槃図など、普段は非公開の貴重な品々がそろっている。16日まで。

 寺に眠っている宝を多くの人に見てもらおうと初めて企画。今回はプレイベントとしての開催で、多くの観光客が訪れる「もみじ祭り」期間中の11月23、24日に同町山崎の光泉寺で本番を予定している。

 本多家の菩提寺、大雲寺(同町上寺)が出展した釈迦涅槃図は、縦3・5メートル、横2・7メートル。江戸期に本多家が寄進したと記録にあり、公開は加藤昭彦住職(65)の代では初という。

 同町須賀沢の願壽寺が保管する南無阿弥陀仏の掛け軸は、浄土真宗の宗祖・親鸞の直筆と伝わる。山崎町川戸には親鸞の弟子・弁円の墓とされる五輪塔があり、代々守ってきた金山家が受け継いできたという。

 佛教会事務局長でもある加藤住職は「江戸初期から栄えた山崎に残る仏教文化を知ってほしい」と話す。午前8時半~午後5時15分。(古根川淳也)

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