西播

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ポリエチレン製マットの感触を確かめる新光ナイロンの宮本光良社長(右)と上郡町の遠山寛町長=上郡町役場
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ポリエチレン製マットの感触を確かめる新光ナイロンの宮本光良社長(右)と上郡町の遠山寛町長=上郡町役場
細い糸を絡み合わせたマットは網状で、通気性に優れる=上郡町役場
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細い糸を絡み合わせたマットは網状で、通気性に優れる=上郡町役場

 兵庫県上郡町は同町山野里に工場を持つプラスチック製品メーカー「新光ナイロン」(大阪府箕面市)から、災害時にマットの供給を受ける協定を同社と結んだ。同社は同町内でポリエチレン製「避難備蓄用ヘチマロンPEマット」を製造しており、いち早く避難者にマットを届ける。

 新光ナイロンは、グラウンドなどの水はけをよくするポリプロピレン製の網状の構造体を作っている。種子島宇宙センターのH2ロケット発射台移動通路下にも使われている。

 近年、より弾力に富んだ、ポリエチレン製の細い繊維を絡み合わせたマットが五輪アスリートらに利用されて人気に火が付き、寝具メーカーからの注文でマットも製造していた。上郡町から協定締結の打診を受け、災害時のマット供給を決めた。

 ポリエチレン製のマットは網状で空気を通しやすく、綿布団に比べてカビが生えにくい。シャワーを掛ければ簡単に丸洗いできる。宮本光良社長(61)は「長期間、押し入れなど屋内に入れていても問題ない」と保存性を長所に挙げる。

 29日、宮本社長と遠山寛町長が上郡町役場で協定書にサインし、町は縦2メートル、横1メートル、厚さ2センチのマット20枚の提供を受け、20枚を購入する。今後、災害が起きた際は、町内の工場から追加のマットが町役場に届けられる。「工場から役場まで車で10分。すぐに届けられる。被災した人が少しでも安心して寝られたら」と宮本社長。遠山町長は「段ボール製のマットは水でふやける難点があった。災害時にはポリエチレン製マットを活用したい」と話した。(伊藤大介)

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