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ヒガンバナの球根の植え付け作業に汗を流す住民=たつの市新宮町新宮
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ヒガンバナの球根の植え付け作業に汗を流す住民=たつの市新宮町新宮

 兵庫県たつの市新宮町の国指定史跡「新宮宮内遺跡」を花で彩ろうと、地元の北新町自治会約70人が、ヒガンバナの球根約3千個を植え付けた。自治会の女性グループが発案し、3年がかりで進める花壇整備の第1弾。将来は七色のヒガンバナを咲かせる計画という。

 約4ヘクタールの同遺跡には約2千年前の弥生時代の集落跡がある。旧新宮町時代の2000年度から、史跡公園として植樹、竪穴住居復元などの整備が進められた。

 発案したのは女性10人で今春結成した「リタリス令和」。ヒガンバナの属名リコリスにちなんだ。「新宮にもっと人を呼び込める場所をつくりたい」と有志で知恵を絞っていたところ、偶然目にした一輪の花から同公園を活用するイメージが膨らんだ。

 ヒガンバナが稲作と同じ弥生時代に大陸から伝来した歴史的な縁もあり、史跡を管理する市教育委員会も植え付けを快諾した。自治会の協力も得て近隣のあぜ道などで球根を採取し、実現にこぎつけた。

 23日、史跡南側の道路沿いに造成した長さ63メートルの花壇に住民が4列に球根を並べて土をかぶせた。来月も購入した球根で植え付けを続け、9月ごろに赤や白、黄色、ピンクの花をつける見込み。今後は園内の遊歩道沿いにも花壇を広げる構想という。

 グループ代表の谷口榮子さん(66)は「緑に囲まれた遺跡にヒガンバナが咲く光景はきれいだと思う。郷土愛を育むきっかけになればうれしい」と話した。(松本茂祥)

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