西播

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被災地を支援するヒマワリ約300本を咲かせた大上節弘さん=上郡町
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被災地を支援するヒマワリ約300本を咲かせた大上節弘さん=上郡町

 兵庫県上郡町の大上節弘さん(79)が、自宅近くの県道沿いにヒマワリ約300本を咲かせた。種を収穫し、ヒマワリ油を被災地支援に役立てる「“みんな”のひまわりハートプロジェクト」(事務局・117KOBEぼうさいマスター育成会議)に届ける。地震や風水害の現場でボランティアに汗を流す大上さんは「1日も早い復興を」と願いを込める。

 大上さんは2011年の東日本大震災を機にボランティア活動を始めた。津波に遭った宮城県東松島市で浸水家屋を清掃し、その後、地震や台風、豪雨に見舞われた和歌山県那智勝浦町や熊本県阿蘇市、益城町、京都府南丹市、岡山県倉敷市に延べ16回、足を運び、泥出しやがれきの撤去に取り組んだ。自宅が火災や水害に見舞われた経験から「災害が起きると、人ごとのように感じられへん」とバスに乗って現地へ飛び込む。

 ヒマワリの栽培も被災地がきっかけだった。夏場になると各地で黄色い大輪が咲き乱れることに気がついた。阪神・淡路大震災を機に、震災で傷ついた土地にヒマワリが植えられるようになり、「真夏にすくすく大きくなる姿に元気をもらう」と住民から好評を得ていることを知った。

 自宅の庭で種を発芽させ、苗を植え込みで育てた。18年には約200本から約2・3キロの種を収穫し、同プロジェクト事務局を置く神戸新聞社へ送った。今年は安室川河川敷にも植え、約300本を咲かせた。「病気で伸び悩んだら薬をやり、何とか大きく育ってくれた」と日焼けした顔をほころばせた。

 同プロジェクトのヒマワリ油(140グラム)は、全国の地方新聞社でつくるインターネットサイト「47CLUB(よんななクラブ)」で、1080円で販売している。(伊藤大介)

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