西播

  • 印刷
相生市の谷口芳紀市長を表敬訪問し、沖縄爬龍舟フェスティバルの優勝カップを披露する磯風漕友会の選手たち=相生市役所
拡大
相生市の谷口芳紀市長を表敬訪問し、沖縄爬龍舟フェスティバルの優勝カップを披露する磯風漕友会の選手たち=相生市役所
息の合った櫂さばきで沖縄爬龍舟フェスティバル初優勝を飾った磯風漕友会の選手たち=沖縄県糸満市(大会実行委員会提供)
拡大
息の合った櫂さばきで沖縄爬龍舟フェスティバル初優勝を飾った磯風漕友会の選手たち=沖縄県糸満市(大会実行委員会提供)

 相生ペーロン祭優勝チームの磯風漕友会(兵庫県相生市)が8月、沖縄県糸満市で開かれた沖縄の手こぎ舟レース「ハーリー」の競漕大会「沖縄爬龍舟フェスティバル」で頂点に立った。ペーロン祭を12連覇中の強豪は今回、初めて大会に招待され、ハーリーでも王者の実力を見せつけた。

 磯風漕友会は、相生市看護専門学校の男子学生やOBでつくる。学校敷地内に設けた、舟に見立てた鉄製の水槽で鍛錬に励み、日本国際ドラゴンボート選手権も制した実績を買われて沖縄に招かれた。

 同じ手こぎ舟のレースでも、ペーロンとハーリーでは航行距離や舟、櫂の形状が異なる。ペーロンは決勝900メートルに対し、ハーリーは660メートルの短距離決戦。櫂はペーロンより細いため、水をとらえにくく、船底も先細りで直進安定性に欠ける。筋骨隆々の在沖縄米海兵隊員がいるチームでも、力任せにこぐとスピードに乗らない。

 磯風漕友会は自前の水槽でハーリー用の細い櫂の扱い方を研究した。「櫂を勢いよく入水させ、スピーディーにこぐ」「ペーロン祭より早いピッチで短距離勝負を制する」とハイペースで挑む戦術を立てた。

 迎えた8月18日の大会当日。実力最上位の「沖縄一決定戦」のカテゴリーに登場した磯風漕友会は予選、準決勝を突破した。ペーロンに比べ、直進しづらい舟の扱いをぶっつけ本番で習得し、決勝は地元チームとの接戦を最後の直線で制した。男性(19)は「持ち前のスピードを出せた」とチーム力を誇った。

 また、大会前には沖縄戦の激戦地となった摩文仁の丘を訪れた。相生市に戻り、谷口芳紀市長を表敬訪問した河田英幸監督(55)は「平和について考える機会にもなった」と話した。(伊藤大介)

西播の最新
もっと見る

天気(10月19日)

  • 25℃
  • 22℃
  • 70%

  • 22℃
  • 18℃
  • 70%

  • 26℃
  • 21℃
  • 70%

  • 25℃
  • 20℃
  • 80%

お知らせ