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大枝が折れて民家の車庫を直撃したムクノキの大木=宍粟市波賀町日見谷
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大枝が折れて民家の車庫を直撃したムクノキの大木=宍粟市波賀町日見谷

 兵庫県宍粟市波賀町日見谷の火魂(かこん)神社の大ムクノキ(県天然記念物、推定樹齢600年)から伸びていた推定重量5トンの大枝が折れ、民家の車庫を直撃した。同市によると幹が空洞になっており、老朽化のため自重に耐えられなくなった可能性が高いという。けが人はなく、12日撤去作業が始まり、13日中に完了する予定。(古根川淳也)

 ムクノキは幹周り約7・4メートルで県内有数の大木として知られる。高さ約5メートルの位置から直径1メートルほどの大枝が張り出していた。

 市社会教育文化財課などによると折れたのは4日午後0時15分ごろ。風のない日だったが、枝は真下の車庫の屋根を押しつぶし、母屋の瓦も割れた。枝の一部が国道29号の北行き車線をふさいだが、巻き添えになった車はなかった。

 近くで理容店を営む男性は「突然『ドカーン』と大きな音がして飛び出したら枝が落ちていた」。公用車で走行中、折れる瞬間を目撃した市職員の女性(28)は「木が揺れていて伐採作業かと思って減速したら目の前に倒れてきた。一歩間違えたら死んでいたと思うと怖い」と声を震わせた。

 ムクノキ本体は残っているため、文化財指定は継続される。撤去作業に合わせて、国道に張り出したほかの枝も切り、大枝の切り口などに薬剤を塗って保存処理をする。作業のため国道29号が片側通行になっている。

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