西播

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奥地区の八幡神社で浦安の舞を披露する平井咲來さん(右)と山口明奈さん=上郡町奥甲、八幡神社
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奥地区の八幡神社で浦安の舞を披露する平井咲來さん(右)と山口明奈さん=上郡町奥甲、八幡神社
与井地区で浦安の舞を披露する小橋静蘭さん(右)と大林士鶴さん=上郡町与井、八幡神社
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与井地区で浦安の舞を披露する小橋静蘭さん(右)と大林士鶴さん=上郡町与井、八幡神社

 兵庫県上郡町の奥、与井両地区にそれぞれ鎮座する八幡神社で今月中旬に行われる秋祭りで、巫女が鈴や扇を手に舞う「浦安の舞」が約60年ぶりに復活する。両神社の宮司を務める大年陵真さん(30)が令和への改元を祝して衣装や小道具を新調し、地元の女子小中学生から舞姫4人が選ばれた。本番に向けて稽古に励み「復活の舞をしっかりやり切りたい」と意気込む。(伊藤大介)

 浦安の舞は昭和天皇が詠んだ和歌が歌詞となっており、世の平穏無事などの願いが込められている。

 奥地区で復活の舞を担うのは、上郡中1年の平井咲來さん(13)と高田小5年の山口明奈さん(11)。与井地区は、いずれも同小6年の小橋静蘭さん(11)と大林士鶴さん(12)。

 4人は8月から週3日、夜に集まって稽古を始めた。町内の他神社で浦安の舞を舞った経験のある女性から手ほどきを受け、舞を学んだ大年宮司も手の動きや脚の運びを細かく指導する。

 山口さんは「扇や鈴の向き、角度を気にしながらテンポを守るのが大変」と苦笑し、漫画やゲームで巫女のキャラクターに憧れていた平井さんは「実際に踊るのは難しい」と汗をぬぐう。大林さんも「2人の呼吸を合わせるのは簡単じゃない」と真剣な表情で練習に打ち込む。同じ小学校在学、出身の4人は休憩時間も話し合って精度を高めてきた。

 小橋さんは大叔母がかつて八幡神社で舞姫を務めた。「後に続く人の手本になれるよう頑張りたい」と伝統を受け継ぐ覚悟を示した。

 浦安の舞が披露されるのは、奥地区は宵宮の12日午後7時20分ごろと、本宮の13日午後0時50分ごろから。与井地区は宵宮の19日午後3時20分ごろと、本宮の20日午後0時50分ごろから。大年宮司TEL0791・52・2146

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