西播

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獅子舞を練習する赤穂西小の児童ら=赤穂市鷆和
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獅子舞を練習する赤穂西小の児童ら=赤穂市鷆和

 兵庫県赤穂市鷆和、鳥撫荒神社の13日の秋祭りに向け、天和獅子舞保存会のメンバーらが練習を続けている。赤穂西小学校の児童らも唐子やお猿役で登場。今年は改元を記念し、祭りの由来や見どころ、出演者の名前を司会が紹介する。神社では午後2時から、9演目を奉納する。同7時から鷆和集会所で締めくくる。

 江戸時代、凶作で集落を離れる人が相次ぎ、古老たちが「村おこしのため獅子舞を取り入れ、若者が住み着くように」と提案した。享保4(1719)年、たつの市の梛八幡神社で習得した舞を披露したのが始まり。後継者不足で途絶えるたび、赤穂市高野、木津、高雄など千種川流域の獅子舞を習った。獅子の頭をひねる技法を加え、激しい動きが特徴。16種類もの舞が伝わり、1996年に市無形民俗文化財に指定された。

 今年は9月7日に固め(結団式)をし、同9日から鷆和集会所で毎晩7~9時に練習。投光器で照らされ、笛や太鼓が響く中、2人一組の獅子は肩車の上に片足で立ったり、20段のはしごを登って、高さ約3メートルの頂上で後ろ番が逆立ちしたり。唐子は傘を手に背中合わせで宙返りする技も。練習は熱を帯びている。

 約30年間指導する正木洋志さん(54)は「今年は1週間練習を早めた。2、3年続ける児童も多く、きちんと表現できるようになった」。唐子で唯一の女子、赤穂西小6年の中川藍衣さん(12)は「迫力があって質が高い。最終学年に思い切ってやりたい」と意気込む。

 保存会の中川幹彦会長(62)は「祭りを楽しみに1人でも2人でも地元に帰るきっかけに」。伝統の獅子舞を子どもたちに継承し、地域のよりどころにと願う。(坂本 勝)

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