西播

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食パンとクリームパンをPRする宮垣さん夫妻=神河町中村、「38パン」
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食パンとクリームパンをPRする宮垣さん夫妻=神河町中村、「38パン」
季節の食材を使う人気のデニッシュ。秋は栗やサツマイモをたっぷり乗せる=神河町中村
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季節の食材を使う人気のデニッシュ。秋は栗やサツマイモをたっぷり乗せる=神河町中村
客から託されたイチジクでコンポートを作り、創作したパン=神河町柏尾、「ABODEN」
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客から託されたイチジクでコンポートを作り、創作したパン=神河町柏尾、「ABODEN」
「熟成パン工房」と記した店の外観=神河町柏尾
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「熟成パン工房」と記した店の外観=神河町柏尾

 観光を中心とした交流人口の拡大に力を入れる兵庫県神河町で昨年、立て続けにベーカリーがオープンした。国道312号沿いの「38(ミヤ)パン」の看板商品はこだわりの食パン。JR寺前駅近くの「ABODEN(アボーデン)」は多彩な商品でパン好きのハートをがっちりつかむ。(井上太郎)

■地産地消で根を張る こだわり食パン 「38パン」

 オープンして10月で1年を迎えた「38(ミヤ)パン」(神河町中村)。店名を冠したこだわりの「38食パン」(1本600円)は、1日に100本売れたこともある。

 小麦は北海道産と兵庫県産をブレンド。1日目に湯種、2日目に生地を作り、冷蔵庫で一晩寝かして3日目にようやく焼き上げる。芯まで水分が行き渡って火が満遍なく通るため、「口の中で団子にならない。小麦のうまみが生きる」。店主の宮垣哲さん(43)が胸を張る。

 独立前は大手のドンク(本店・神戸市)に勤め、タイ1号店に製造責任者として赴任するなど国内外で腕を振るった。同僚だった妻の茜さん(40)=神河町出身=が店長経験を生かして販売を支える。「プライベートでもパンの話ばかりやね」と、息ぴったりだ。

 ブルーベリーやいちごなど、町内産の農産物を使う四季折々のデニッシュも提供。「地元の農産物の紹介にもなったらベストかな」。地産地消で根を張る。

 水、木曜定休。午前8時~午後6時。38パンTEL0790・32・1948

■持ち込まれた青果で商品開発 アイデア尽きない「ABODEN」

 「ABODEN(アボーデン)」(神河町柏尾)も昨年9月にオープンした。店名は「息吹」と「大地」を表すドイツ語を掛け合わせた。調理場を含む25平方メートル。日本料理店などで約10年勤めた男性が友人と一緒に開いた。

 天然酵母と低温の熟成発酵にこだわり、「パンに無理なストレスを与えない」(店主)。フランス製の塩など、厳選した素材の風味を生かす。常連や近所の人が持ち込んだ青果で新商品を開発するなど、貪欲に挑戦する。

 イチジクをコンポートにしてクリームチーズパンに乗せるなど、既に累計1000種類はくだらないといい、メニューカードが引きだしからあふれかけている。

 午前9時~午後7時。火水曜定休。TEL070・1849・5010

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