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法要の読経が響き渡る中、25年ぶりに開帳された毘沙門天立像=たつの市龍野町片山
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法要の読経が響き渡る中、25年ぶりに開帳された毘沙門天立像=たつの市龍野町片山

 兵庫県たつの市龍野町片山の小宅寺で10日、25年ぶりとなる本尊の秘仏「毘沙門天立像」の開帳があった。厳かに法要の読経が響き渡る中、住民らが尊顔を拝した。

 同寺は奈良時代、行基による開山と伝わる。龍野藩脇坂家の祈願寺として帰依を受け、最後の藩主安斐らの墓所がある。

 本尊は平安時代後期の作とされ、クスノキの一木造りで高さ130センチ。毘沙門天は仏像の四天王の一つで龍野城の北方の守りとされた。左手に多宝塔を持っていないのは通常と異なるが、右手には宝棒を握り、四方ににらみをきかす。

 本尊は両脇の地蔵菩薩、観世音菩薩とともに公開された。御開帳に合わせて大法要が本堂で営まれ、多門高宣住職(47)ら僧侶が読経を上げた。参拝者は本尊を見上げて頭を垂れ、本堂裏手の回廊に安置された十三仏にも手を合わせた。

 市内から訪れた男性(60)は「初めて拝見したが、感激でいっぱい」と話した。幼児や小学生が参加した稚児練りもあり、華やいだ雰囲気に包まれた。(松本茂祥)

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