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討ち入り前日に心情をつづった手紙。「十二月十三日」の日付が記されている
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討ち入り前日に心情をつづった手紙。「十二月十三日」の日付が記されている

 大石内蔵助が討ち入りの前日に心情をつづり、徳島藩の親戚に宛てた遺書に当たる手紙が、兵庫県赤穂市立歴史博物館(同市上仮屋)の開館30周年記念の特別展「元禄赤穂事件展」(12月13日~来年2月4日)で展示される。内蔵助が妻りくの父に宛てた書状とともに特別展の目玉となる。

 元禄15(1702)年12月13日付「いとま乞い状」で、縦約17センチ、横約75センチ。徳島藩家老の子で、浪人中の内蔵助に資金援助した三尾豁悟に宛てていた。三尾は、内蔵助の母のいとこに当たる。

 内蔵助は手紙で「吉良邸に討ち入ることになった。志のある48人が妻子や親類の後難を顧みず、あだ討ちを行う所存」と書き残し、討ち入りの直前になって脱退した毛利小平太を含め48人としていた。討ち入りの経緯や決意を約50行にわたってしたためている。

 手紙は東京などで1955年ごろに展示されていたがその後、所在不明となった。徳島城博物館(徳島市)が東京都内に住む三尾の子孫から寄託を受けて昨年11~12月、特別展で約60年ぶりに公開し、歴史愛好家らの反響を呼んだ。徳島城博物館での展示以降、公開は初めてになる。(坂本 勝)

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