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2020年度の入園希望者がいない伊水幼稚園=宍粟市山崎町宇野
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2020年度の入園希望者がいない伊水幼稚園=宍粟市山崎町宇野

 昨年10月から始まった幼児教育・保育の無償化の影響で、兵庫県宍粟市内の利用希望が保育所やこども園の保育部に集中し、2020年度に幼稚園への入園を希望する幼児が前年度から半減していることが、市教育委員会のまとめで分かった。市内7園全てで新入園児が0~8人となり、伊水幼稚園(同市山崎町宇野)は年長の5歳児も含めて園児がゼロになる見込み。

 無償化以前の保育料は所得に応じて異なり、主に4・5歳児を受け入れる幼稚園では月額0円~5千円、保育所では同0円~3万1400円(4歳以上)だった。保育所は夕方まで預けられ、給食もあるため潜在的な利用希望者が多かったが、高額の保育料を敬遠して幼稚園を選択する傾向もあったという。

 19年度、4歳児は7幼稚園に55人いたが、20年度は昨年11月中旬に入園申し込みを受け付けたところ、26人に減少。伊水は2年連続で入園者がなく新年度から休園になる可能性がある。菅野(同町青木)も4歳児がゼロ、神野(同町田井)は2人だけだった。

 市内の4歳児の総数は、20年度は258人(19年4月時点)で前年度とほぼ同じ。無償化で保育所を選択する保護者が増えているとみられる。保育所の入所予定者数は未集計だが、施設に余裕があり、待機児童は発生しないという。

 市教委は「長時間預かる保育所の方が保護者のニーズが高いことが証明された。幼保一元化を進め、ニーズに合った多様な保育を実現したい」としている。(古根川淳也)

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