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ユニークな研究の内容を報告する県立大付属中の3年生=上郡町光都3
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ユニークな研究の内容を報告する県立大付属中の3年生=上郡町光都3

 兵庫県立大付属中学校(同県上郡町光都3)でこのほど、2、3年生が授業で取り組む「プロジェクト学習」の発表会があった。3年生70人が9班に分かれ、自然科学の分野などをテーマに、サワガニの“利き手”調査や、絵本「はらぺこあおむし」を事実に忠実に作り直すなど、ユニークな研究の成果を発表した。

 同校のプロジェクト学習は、西はりま天文台(佐用町)や人と自然の博物館(三田市)など、県立大付置研究所の研究者に指導を受けながら進めている。今回は3年生が2年間のまとめを発表、2年生は中間報告として、それぞれの研究内容をポスターで紹介。携わった研究員らも講評役として発表を聞いた。

 3年生のある班は「サワガニの利き手調査」として、地域でよく見かけるサワガニにも、人間同様の利き手があるのかを調べた。学校近くで捕まえたカニ数匹を水槽に入れ、左右どちらに移動する時間が長いかを計測した。

 実験時期や人を変えて繰り返し調べたが、一定の傾向は見られなかったといい、「さらなる実験が必要だということが分かった」と残念がった。研究者らは「容器の置き方に傾斜をつける、カニの視覚を意識するなどしたら、別の結果が得られたかもしれない」とアドバイスしていた。

 別の班は実際に数種類のチョウを幼虫から飼育、観察し、よりリアルな「はらぺこあおむし」の絵本を制作。たくさんの卵から同時期に幼虫が生まれ、チョコレートやケーキではなく葉っぱを食べて成長する様子を絵本にまとめていた。

 物理的な理論に基づいて土星の輪を再現しようとした班、野菜のおいしさと肥料の関係性を調べた班もあった。(勝浦美香)

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