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壮行会で立浪親方(右)と握手を交わす山科渉利さん=たつの市御津町黒崎
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壮行会で立浪親方(右)と握手を交わす山科渉利さん=たつの市御津町黒崎

 兵庫県たつの市出身の山科渉利さん(18)=千葉県・拓殖大紅陵高校3年=が大相撲立浪部屋への入門を決め、地元で壮行会が開かれた。子どもの頃から兄弟3人で稽古に励み、中学と高校時代は全国大会で活躍。自ら選んだ相撲部屋で夢の角界入りを果たす。

 渉利さんは小学4年から兄の梨玖さん(20)=拓殖大=の背中を追って姫路市の広畑少年相撲教室へ。妙義龍(高砂市出身)、北●磨(たつの市出身)らを育てた故上田修邦さんの指導で基礎から学んだ。

 中学3年で出場した全国中学校体育大会の個人戦で3位、全国高校総体でも高校2年で個人戦のベスト8に入り、着実に実力を付けてきた。

 しかし、昨年8月に膝の靱帯を断裂する大けがを負い、3カ月間にわたって土俵に上がれない日々が続いた。相撲人生を絶たれる不安を味わい、「上田先生のけがをしない、基本が大事、礼儀-の三つの教えをかみしめた」。以降は負傷箇所の強化や相撲の動きを意識した筋トレに取り組む。

 175センチと小柄ながら、鍛え上げた上半身で「突き押し」を得意とする。大相撲の映像を分析し、戦法を練る研究熱心な一面は小学生時代から変わらない。「押し一辺倒ではプロの世界は厳しい。組まれても負けないいろんな取り方を覚えたい」

 立浪部屋には高校時代からの知り合いで関取の豊昇龍が所属。稽古場の雰囲気や、気さくな立浪親方(元小結旭豊)の人柄に触れ、入門を決意した。

 23日に地元ホテルであった壮行会で立浪親方は「うちの部屋の3人の関取に追いつくように努力してもらいたい」と激励。梨玖さんも「思い切りの良い前に出る相撲を伸ばしてほしい」とエールを送る。渉利さんは「けがをしないように、まずは関取を目標に頑張る」と活躍を誓った。(松本茂祥)

●は石へんに番

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