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2人の子どもの分を含め、数十冊の本を借りた母親(右)=相生市立図書館
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2人の子どもの分を含め、数十冊の本を借りた母親(右)=相生市立図書館

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、図書館の利用が急増している。兵庫県相生市立図書館(同市那波南本町)は2月29日に211人が1141冊を借り、人数、冊数とも2019年度の最多を記録した。外出を控え、読書にいそしむ傾向が表れた。

 安倍晋三首相が全国の小中学校や高校に臨時休校を要請したのが2月27日。2日後の土曜日は、午前中から中高生や親子連れ、シニアと幅広い年代の市民が同図書館を訪れた。

 「初めて(図書館に)入ったわ」と館内を見回す男性。子どもの休校を見越し、写真や図録が多い読み物を借りる母親も。女性司書は「初来館の人が目立ち、図書カードの新規発行や再発行が多かった」と振り返る。

 同図書館の18年度の1日平均貸出数は570冊。19年度は夏休みに入ったばかりの7月21日や、終わる直前の8月31日は利用が急増して900台後半に達した。今年2月29日と3月1日は、これら夏場のピークを上回る貸出冊数だった。

 都市部では、既に休館した図書館が多い。東京都立中央図書館は2月29日から、大阪府立、神戸市立は3月2日、兵庫県立は同4日、国立国会図書館(東京)は同5日から臨時休館。福崎町立図書館も、町内の50代女性の感染を受け、6日から休館した。

 相生市立図書館は、市内で感染が確認されれば休館を検討する。「いつ閉館になるか分からないから」と小説を複数巻まとめて借りる人もいるという。

 相生市教育委員会の森田敏雄図書館管理係長(47)は「自宅で静かに過ごすためにも、図書館を利用してもらえたら」と話した。(伊藤大介)

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