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園庭で風船を飛ばし、園舎に別れを告げる卒園生と地域住民ら=伊水幼稚園
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園庭で風船を飛ばし、園舎に別れを告げる卒園生と地域住民ら=伊水幼稚園

 新年度から園児がいなくなる兵庫県宍粟市山崎町宇野の伊水幼稚園で20日、園児9人の卒園式を兼ねた休園セレモニーが開かれた。地域住民や保護者ら約40人が集まり、3世代にわたって地域の幼児教育を支えた同園への感謝を胸にした。

 同園は1956年に創立し、伊水小学校区の幼児が通った。2017年からは、同じ蔦沢地区内にある都多幼稚園の休園に伴い、地区全体の園児が通園していた。しかし昨年10月から幼児教育・保育が無償化され、保育所を選ぶ保護者が急増。2年連続で入園希望者がなく、休園が決まった。

 地域住民には歴代の卒園写真などを載せた記念冊子が配られ、式典会場にも貼り出された。出席した蔦沢郵便局長の中川真一さん(65)は「卒園写真に自分の顔も孫の顔もあった。休園はさみしいが、子育て環境がよくなるならいいのでは」と受け止めた。

 卒園する男児(6)は「鬼ごっこが楽しかった」と笑顔。父親の(36)も幼稚園で鬼ごっこをしたといい「地域の幼稚園は地域の人がつながる場。なくなるのはさみしい」と声を落とした。

 同園は来年度以降、通園希望者がいれば再開するという。(古根川淳也)

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