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混雑するホームセンター=5月上旬、福崎町内
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混雑するホームセンター=5月上旬、福崎町内

 コロナ禍の緊急事態宣言解除に期待が高まりつつある。ゴールデンウイーク(GW)中の外出自粛が効果を発揮したとされるが、実はその間も混雑したのが各地のホームセンター。巣ごもり需要の高まりが要因とみられ、東京都の小池百合子知事が提唱した「ステイホーム」ならぬ「ステイホームセンター」状態に、店側は困惑。兵庫県の播磨地域の店舗も大勢での来店を控えるよう呼び掛けるなど対応に苦慮した。(井上太郎)

 GWも終盤に差し掛かった5日午後、福崎町の「ホームセンターアグロ福崎店」には続々と車が出入りしていた。園芸コーナーは苗や肥料を買い求める家族連れでにぎわい、バーベキュー用品を探す若者らの姿も多く見られた。

 播磨地域を中心に県内約20店舗を構える同社は、GW中に全店舗で短縮営業したが、園芸や日曜大工、片付け・収納、アウトドアの関連用品は「前年の売り上げを上回った」(担当者)という。

 連休半ばには、ホームページなどで1人でのレジ待ちをはじめとした感染予防への協力を促した。それでも改善されない場合は「翌日からの休業に踏み切る」とけん制したが、結局、最終日まで混み合った。

 ホームセンターは各都道府県の休業要請対象外だったが、「LIXILビバ」(さいたま市)は「来ないでください宣言」を発表。2~6日には、伊丹店を含め全国の全店舗で一斉休業に踏み切った。

 一方、福崎町、宍粟市、三木市に店舗がある「ナンバホームセンター」は、本拠のある岡山県内の従業員に感染が確認され、いったんはこの店舗で営業を見合わせたが、4月29日以降は全店舗で営業を継続。各社の判断が分かれた。

 感染リスクを負って働く従業員の不安も募った。GW中はツイッター上で「ホームセンター従業員の叫び」というハッシュタグ(#)を付けた投稿が急増。不要不急の買い物例を挙げては、「それ、今本当に必要?」とツッコミを入れた。

 中にはカスタマーハラスメントの被害に関する投稿も。菌のように扱われたり、レジ待ちの行列にいらついた客からクレジットカードを投げ付けられたりといった体験が書き込まれ、「いいかげんにして」「『ステイホームセンター』じゃないっつーの!!」という訴えが並んだ。

 なお、従業員の叫びは、GW後も途絶えていない。

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