西播

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「神崎小唄」のDVDを製作した「いちかわ太鼓日車衆保存会」のメンバー=兵庫県市川町西川辺
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「神崎小唄」のDVDを製作した「いちかわ太鼓日車衆保存会」のメンバー=兵庫県市川町西川辺

 戦前に旧神崎郡の名所や産業を取り上げた「神崎小唄」を後世に歌い継ごうと、兵庫県市川町を拠点に活動する「いちかわ太鼓日車(ひぐるま)衆保存会」(去來川(いさがわ)善隆会長)が、残っていたレコードから楽譜を起こし、新音源でDVDを製作した。姫路、朝来市を含む旧神崎郡エリアの公共施設など計23カ所に配り、普及を図る。(井上太郎)

 神崎小唄は1934(昭和9)年の制作で同年、神戸新聞社の募集当選歌として、レコードになった。

 「神崎郡の副業の王様」といわれた「神崎筵(むしろ)」や生野銀山などの地域産業が題材のA面と、別名「播磨富士」の笠形山など名所をうたうB面からなり、主に盆踊り会場で流れたという。

 去來川さんらは地域の演奏会で小唄を披露してきた。懐かしむ高齢者に出会う一方、大半の世代が知らないことを惜しいと感じたという。

 楽譜がなかったためレコードから採譜し、女性コーラスデュオの歌声を収録した。歌詞のテロップと風景写真を付け、カラオケバージョンも編集。市川町出身で播但鉄道(現JR播但線)を敷設し、今年で100回忌の内藤利八をたたえる映像もある。

 去來川さんは「神崎小唄を耳にする機会が増え、子どもたちに歌い継がれたら何より」と期待する。

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