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文科省の入試検討会議にオンラインで意見を述べる原真里さん=県立大付属高校
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文科省の入試検討会議にオンラインで意見を述べる原真里さん=県立大付属高校

 文部科学省主催の「大学入試のあり方に関する検討会議」に、県立大付属高校(兵庫県上郡町光都3)の2年生、原真里さん(16)=同県たつの市=が「外部有識者」として参加した。原さんは「高校生は変更続きで混乱している。当事者の声を聞いてほしい」と率直な意見をぶつけた。

 大学入試センター試験の後継として2021年度から始まる「大学入学共通テスト」は、目玉だった英語の民間試験と国語・数学の記述式が見送られた。文科省は英語新試験の24年度実施を目指しており、昨年末に設置した「検討会議」で大学幹部や高校教員、予備校関係者、高校生らから意見を聞いてきた。

 ひとり親家庭で育った原さんは、子どもの貧困支援に取り組む公益財団法人「あすのば」(本部・東京)の活動に参加しており、同法人の推薦で26日夕にオンライン開催された第10回会議に“出席”した。

 林佳世子・東京外大学長ら研究者に続いて画面に登場し、同世代の友人ら約10人から聞き取った意見も加え「英語民間試験は裕福な家庭や都会が有利。一発勝負が一番いい」と述べた。

 さらに「受験料や入学金が高すぎる。政府が教育にかけるお金(の比率)はOECD(経済協力開発機構)で最下位。幅広い若者が大学無償化を利用できるようにしてほしい」と要望した。

 原さんは会議後の取材に「大学の先生から質問されて緊張した。私の意見が直接入試に反映されるとは思っていないが、家庭の事情がある子に配慮が必要という声は伝えられたんじゃないかな」と笑顔を見せた。(直江 純)

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