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降りしきる雨の中、住民が犠牲になった現場で献花し手を合わせる福元市長=宍粟市一宮町公文、小原集落
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降りしきる雨の中、住民が犠牲になった現場で献花し手を合わせる福元市長=宍粟市一宮町公文、小原集落

 西日本豪雨で最初の大雨特別警報が発表されてから2年となる6日、土砂崩れで男性1人が犠牲になった兵庫県宍粟市一宮町公文、小原集落の災害現場を福元晶三市長が訪れ、献花した。今年も熊本県などで大規模な大雨被害が発生しており、福元市長は「災害はいつ起きてもおかしくない。住民一人一人が身の回りの危険を理解し、早めの避難を心掛けてほしい」と、自助の大切さを訴えた。

 西日本豪雨では小原集落周辺で51時間の雨量が431ミリに達し、7月7日の未明、1人暮らしだった土木業小椋文雄さん=当時(63)=宅の裏山が崩落した。集落は公文地区中心部から約5キロ奥の渓谷にあり、土石流が県道を寸断。住民ら8世帯19人も孤立した。

 土砂崩れが発生した斜面では現在も県が崩壊を防ぐ工事を実施しており、本年度中には斜面上部にコンクリートを吹き付け、下部に擁壁を設置するという。

 市は災害後、避難所の充実に力を入れ、今年7月から小学校の体育館など38カ所に無線LANを設置。避難者が容易に災害情報を収集できる環境を整えた。LANは平常時も利用することができる。

 さらに一時避難所として活用する公民館などでの新型コロナウイルス感染を防ぐため、今月末にも市内155の自治会に非接触型体温計を配布。ついたてなどの感染防止資材の購入も助成する。

 献花した福元市長は「地域で助け合う共助、行政による情報提供などの公助で、市民の自助を支援していきたい」と話していた。(古根川淳也)

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