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広報用の畳パネルを受け取った山本実市長(左)ら=たつの市役所
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広報用の畳パネルを受け取った山本実市長(左)ら=たつの市役所

 兵庫県たつの市を流れる揖保川の水害から地域を守る特殊堤防「畳堤(たたみてい)」を広く知ってもらおうと、国土交通省姫路河川国道事務所が、畳堤のある地区に広報用の畳パネルを贈った。畳堤は、堤防上にあるコンクリート枠に畳をはめて、溢水(いっすい)を防ぐ減災の仕組み。市民や観光客向けに常設展示し、自然災害への備えに目を向けてもらう。

 畳堤は全国でも珍しく、同市内には御津町、揖保川町、龍野町にある。高いコンクリート壁を築いて視界を遮るのではなく、平時は美しい揖保川の風景を見渡せるようにして、景観と治水を両立させている。

 このほどたつの市役所であった寄贈式で、磯部良太所長は「どうやって地域を守ってきたのか、畳堤を知ってもらい、甚大な被害が相次ぐ自然災害に流域全体となって備える必要がある」と話した。

 パネルは1枚約10キロで、幅約190センチ、高さ約95センチ。同市龍野町川原町の龍野観光駐車場前に常設する。(段 貴則)

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