西播

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試合終了後、笑顔を見せる佐用・上月の和田瑛士主将(中央手前)=佐用町林崎
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試合終了後、笑顔を見せる佐用・上月の和田瑛士主将(中央手前)=佐用町林崎

 新型コロナウイルスの影響で中止された中学校総合体育大会。3年生にとっては、引退前の晴れ舞台になるはずだった。せめて最後の出場機会を-と、市町や地域単位の代替大会が11日、兵庫県中・西播地区のトップを切って佐用町で始まった。この日は4競技が行われ、選手たちは臨時休校などで長い間プレーできなかった悔しさを、久々の公式戦にぶつけた。

■コロナ禍で「野球留学」を断念 佐用・上月合同チームの和田主将、7回無失点で有終飾る

 コロナ禍は14歳の少年の運命を変えた。佐用・上月合同チームの和田瑛士主将(14)=佐用中3年=は、県外私立高への「野球留学」の夢を断念し、公立高の受験を決意した。

 臨時休校中も毎日、時間を決めて走り込みやキャッチボールに取り組んだ。だが、昨年9月を最後に公式戦から遠ざかったブランクは大きかった。「外部の評価が分からない以上、野球留学は諦めるしかない」。だからこそ代替大会は「最後までやりきり、勝って終わる」と心に決めていた。

 1年前から合同チームになった上月と、一緒にできる練習は週2回しかない。「最初は不安だったけど、練習していくうちに一つになれた」と和田主将。上月の主将樫本凌也(りょうや)選手(15)と協力し合い、チームワークを持ち味にして最後の夏に挑んだ。

 和田主将は投手として出場。四球などからピンチを招く場面もあったが、「みんなが後ろにいるから不安なく投げられた」と振り返る。7回を投げきり、無失点で有終の美を飾った。

 引退後、目指すのは姫路の難関校。「高校でも勉強と部活を両立させて、甲子園に行きたい」と前を向いた。(山本 晃)

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