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利用者が少なくなった相生市立西部市民プール=相生市那波
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利用者が少なくなった相生市立西部市民プール=相生市那波
子ども向けの小型プールでは、誰も使わないおもちゃが脇に置かれたまま=相生市那波
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子ども向けの小型プールでは、誰も使わないおもちゃが脇に置かれたまま=相生市那波

 相生市立西部市民プール(兵庫県相生市那波)が7月19日のプール開き後、閑散としている。地元の小中学校の夏休みが8月8~16日と短縮され、学校に通う子どもたちがやって来ないからだ。施設側は「新型コロナウイルスの影響もあり、今年は利用者数が大幅に落ち込むかも」とあきらめ顔だ。(伊藤大介)

 丘の上に立地する西部市民プールは1984年にオープンした。25メートルプールは幅14メートルで、水深0・9~1・1メートル。子ども向け(水深0・7メートル)の小型プールは長さ10メートル、幅6メートル。陽光がきらめく水面近くをトンボが飛び交うような、昔ながらの屋外プールだ。

 例年なら夏休みを迎えた子どもたちの歓声が響き渡るが、今年はセミの鳴き声がひときわ大きく聞こえる。取材に訪れた7月末、客は家族連れ1組だけだった。市から管理運営を委託されているアクアティック(大阪市)の竹下知秀さん(36)は「今年は寂しい状況が続くかな」とため息をついた。

 新型コロナによる休校が長引き、水泳の授業がなくなったことも響いている。近くにある青葉台小は、水泳を西部市民プールで行っていた。

 7月末までの利用者数は約80人。約2千人が訪れた昨年に比べると、25分の1の水準だ。竹下さんは「授業利用もない。夏休みもない。子どもたちが集まりようがない」と苦笑いを浮かべた。

 1組だけいたのは、古里の相生市に4人の子どもと帰省中だった神戸市の親子。神戸の小学校は既に夏休みに入っており、貸し切り状態のプールに「こんなにすいているとは思いませんでした」。子どもたちは「人にぶつかることを気にせず遊べる」と、イルカの乗り物ではしゃいでいた。

 西部市民プール(TEL0791・22・4737)は午前10時~午後5時。火曜休みで、利用は8月末まで。小中学生210円、高校以上420円。感染症対策として検温、消毒などを実施している。

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