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関西ブロック代表決定戦に自宅からオンラインで参加し、優勝した石野弘貴君=赤穂市
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関西ブロック代表決定戦に自宅からオンラインで参加し、優勝した石野弘貴君=赤穂市

 兵庫県赤穂市の小学5年生石野弘貴(こうき)君(10)が、コンピューターゲームを使う「eスポーツ」で快進撃を見せている。カーレース「グランツーリスモ」で、全国都道府県対抗選手権・関西ブロック代表の座を懸け、オンラインで開催された決定戦・少年の部(6~17歳)に出場、最年少ながら見事な逆転劇で優勝を決めた。

 eスポーツは競技人口が急増し、世界では1億人を超える。カーレースでは高度な運転技術が求められ、F1ドライバーが参戦するなど実際のレースとの垣根がなくなりつつある。

 全国選手権は昨年、国民体育大会の文化プログラムに初めて採用された。今年は鹿児島県で秋に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期が決定。ブロック大会と同様にオンライン開催の可能性もあり、石野君は「予選から戦った人や応援してくれる人のためにも優勝したい」と意気込む。

 石野君はF1レース好きの父剛史(たけし)さん(37)の影響で5歳からカートのレースに出場してきた。2018年には同世代の精鋭が各地からそろうシリーズで年間2位に入った。

 eスポーツには19年から挑戦。今回はタイムトライアルで兵庫県少年の部の首位となり、今月1日の関西代表決定戦に自宅からオンラインで出場した。20人で競うレースで2番手からスタートした。

 S字カーブもある難コース。先頭と接触し、罰則で一時は後退したが、再び首位とデッドヒートに。残り半周で、外の追い抜きを止められた後、内から加速してトップに立ちフィニッシュラインを越えた。

 昨年は兵庫県3位で全国切符を逃し、毎日約2時間の練習を自宅で続けてきた。白熱のレースを制し「一度離されてから逆転でき、自分でもびっくりした。将来はカーレースにも出て世界各国で優勝したい」と夢を描く。(坂本 勝)

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