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鉄工所の技術を生かしてウサギのオブジェを作った繁治廣光さん=たつの市新宮町北村
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鉄工所の技術を生かしてウサギのオブジェを作った繁治廣光さん=たつの市新宮町北村

 兵庫県たつの市新宮町の新宮こども園の玄関付近に、銀色に輝くウサギのオブジェが飾られている。同町北村で「シゲジ鉄工所」を営む繁治廣光さん(61)が職人技を生かした金属作品。2カ月ごとに違うデザインに取り換えて、子どもや保護者の目を楽しませている。

 繁治さんは高校時代から溶接などの金属加工が得意で、30代で独立。大手メーカーに納入される電機部品の一部を製造してきた。オブジェ制作を10年ほど前に始めたきっかけは、大のウサギ好きだったからだ。

 ペットとして数匹を飼いつつ、陶器製の置物などを買い集めた。やがて既製品では満足できなくなり、自分で作ることに。廃材のステンレス板やパイプをバーナーで折り曲げて溶接し、グラインダーで削って、体長50センチほどのウサギを次々と生み出した。

 腹ばいに寝そべったり、ひげを前足でかいたり。直線と曲線でデフォルメされていながら、ウサギの特徴をとらえたユーモラスな作品は評判を呼び、2015年からは市美術展に出展して入選を重ねている。

 こども園には、昨年冬から依頼されて持参している。園児が触ってもけがをしないように角を削り、ひげには球状の樹脂を取り付けた。本業の合間の新作制作は1カ月ほどかかるが、繁治さんは「見た人が笑顔になるよう作り続けたい」と意気込む。(直江 純)

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