西播

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「お食事処 一平」前のコンクリートから生えてきた“ど根性”トマト=佐用町佐用
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「お食事処 一平」前のコンクリートから生えてきた“ど根性”トマト=佐用町佐用

 佐用商店街の一角にあるレストラン「お食事処 一平」(兵庫県佐用町佐用)の玄関前で、コンクリートの割れ目からトマトの苗が生えてきた。長梅雨や台風にも負けず成長し、今では大きな実が四つ。もうすぐ食べ頃を迎えそうといい、店主の山本千代子さんは「私に負けないくらいの“ど根性”に励まされるわ」と笑う。

 山本さんが異変に気付いたのは、7月の初め。ブルーベリーを植えた鉢に、小さな芽が出ているのを発見。すぐそばの地面でも、わずかな割れ目から同じ芽が顔を出していた。どうやらトマトの苗らしく、しばらく様子を見ることにした。

 苗はすくすく成長。コンクリートに支柱が立てられないため、近くの柱から横向きに棒を伸ばし、苗をくくりつけた。8月に入ると花が咲き、実を付けた。山本さんは毎日の水やりに加え、薄めた液体肥料をコンクリートの割れ目に足してやった。いつの間にか実は四つに増え、先週ついに、赤く色づき始めた。

 新型コロナウイルスの影響で、商店街の客数はめっきり少なくなったが「このトマトに負けていられない」と笑顔の山本さん。「収穫したら、種を取って植えてみようかな」と思案している。(勝浦美香)

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