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2018年にたつの市で開かれた敬老会。多くの高齢者が多彩な舞台に笑顔を広げた=たつの市龍野町富永
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2018年にたつの市で開かれた敬老会。多くの高齢者が多彩な舞台に笑顔を広げた=たつの市龍野町富永

 新型コロナウイルスの感染拡大で、敬老行事が縮小に追い込まれている。「敬老の日」は兵庫県の北播磨の多可町が発祥の地とされ、今年は9月21日がその日に当たる。同県の姫路・西播磨でも多くの行事が計画されていたが、感染した場合の重症化リスクが高い高齢者が広域で集まる行事は大半が中止となった。(直江 純)

 姫路・西播磨の5市6町のうち、自治体主催の敬老会を毎年開催していたのは、たつの市と福崎、太子、上郡町。これら4市町すべてが中止を決めた。たつの市高年福祉課の担当者は「式典のほかに芸能ショーなどのアトラクションもあり、『楽しみにしていたのに』との声もあるが、やむを得ない」と話す。

 75歳以上を対象に隔年開催し、今年がその年だったのは佐用町。毎回1800人ほどが参加する人気行事だが、やはり見送りを決めた。当初予算に盛り込んでいた約920万円の経費は、自治会単位で催す行事への助成金に振り替えた。

 赤穂市は自治会単位で実施していた敬老会も取りやめ、自治会役員らによる自宅訪問に切り替える。

 管内の最高齢者らを首長が表敬訪問するのを取りやめたのは、姫路市、市川町、太子町の3市町。代わりに郵送などで記念品を届けるという。宍粟市は長寿祝い金としてカタログギフトを配る際、見守りも兼ねて民生委員が訪問していたが、対面リスクを考慮して郵送に変更した。

 相生市では人が集まる行事はなく、80歳になる人を記念撮影する事業がメイン。6月に希望者を撮影済みのため、予定通り写真を贈るという。

【敬老の日】1947年9月15日に、野間谷村(現多可町八千代区)の門脇政夫村長が「先輩を敬おう」と敬老会を主催し、翌年には同日を独自の祝日にした。村長が国などにも働き掛け、66年に「国民の祝日」となった。2003年からは9月の第3月曜に変更。毎年この時期は3~5連休となり、5月の「黄金週間」に対し「シルバーウイーク」と呼ばれるようになった。

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