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ドローンなどを駆使して山崎高校のPRビデオを作成した高校生起業家の森本洸生さん(中央)と写真部のメンバー=宍粟市山崎町加生
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ドローンなどを駆使して山崎高校のPRビデオを作成した高校生起業家の森本洸生さん(中央)と写真部のメンバー=宍粟市山崎町加生

 兵庫県宍粟市の山崎高校3年森本洸生(こうき)さん(18)が、高校生起業家としてドローン撮影事業で活躍している。中学生の時にお年玉で買ったドローンで操縦を始め、めきめきと上達。高校入学の頃から仕事を任されるようになり、今では有名ミュージシャンのPRビデオを撮影することも。今年は新型コロナウイルスの影響で撮影が激減したが、仕事の機材を使って同校のPRビデオを作成。中学生向けの学校説明会で活用し、同校ホームページでも公開している。(古根川淳也)

 首相官邸にドローンが着陸する事件があった2015年、中学1年だった森本さんは「ドローンは将来、ビジネスのスキルになる」と考え、自分の貯金で1台20万円の高級機種を購入。会員制交流サイト(SNS)で操縦者の仲間に入り、撮影現場などを見学に行くようになった。

 障害物を避けながら飛ばすドローンレースなどで腕を伸ばし、難しい撮影を安全に実行できるパイロットとして評価されるように。高校生になると太陽光発電パネルの点検やPRビデオの撮影などを依頼され、週末や夏休みに仕事として取り組むようになった。

 今ではドローン仲間約30人で顧問税理士と顧問弁護士を雇い、経理や契約などの業務を委託するまでに。新たに購入する機種を決めたり、受注した仕事を下請けに出したりといった経営判断は自分で下しているという。

 両親も九州や東海地方のロケ地まで送迎するなど、森本さんの仕事を支えている。母親は「心配もあるが、収入の範囲内で活動し、学校の授業を最優先にするなら、今のうちに多くのことを学んでほしい。先生方の応援にも感謝している」と話す。

 山崎高のPRビデオは所属する写真部のメンバーと一緒に作成。授業や部活動の様子などを、ドローンを使って上空から撮ったり、カメラのぶれを吸収する「ジンバル」という道具を使って階段を上りながら撮影したりした。

 森本さんは「山高生のいいところを見せたかった。高校生でもこんな映像が撮れることを知ってもらいたい」と話す。今後は大学に進学して映像か経営を学びたいといい、ドローン事業については「撮影だけでなく、機体補修など業界全体に事業の幅を広げたい」と意気込んだ。

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