西播

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看板や獣害防止柵を設置してアサギマダラの食草を育てている「花の谷」=兵庫県立国見の森公園
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看板や獣害防止柵を設置してアサギマダラの食草を育てている「花の谷」=兵庫県立国見の森公園
早速飛来したアサギマダラ=兵庫県立国見の森公園
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早速飛来したアサギマダラ=兵庫県立国見の森公園

 秋になると沖縄や台湾まで数千キロの旅をすることで知られるチョウ「アサギマダラ」が立ち寄る森をつくろうと、兵庫県立国見の森公園(同県宍粟市山崎町上比地)の活動スタッフが今年5月に食草のフジバカマなどを園内に植えたところ、9月になって早速花の周囲に優雅な姿を見せ始めた。1年目から効果が表れたことにスタッフも驚き、長旅の疲れを癒やしてもらおうと花の手入れを続けている。(古根川淳也)

 アサギマダラはあさぎ色の美しい羽を持つ大型のチョウ。夏場に本州の高地で過ごし、秋になると南西諸島などに移動する。食草はフジバカマやヒヨドリバナに限られ、旅の途中に花の周囲を舞う姿が各地で見られる。

 同公園のボランティアでつくる「活動スタッフ会」は今年1月から、「アサギマダラの舞う森づくり」と題して活動を開始。国見山(465メートル)の山頂付近の「花の谷」にフジバカマ約50株、ヒヨドリバナ約10株を植え、自動給水装置を備えるなどして育ててきた。

 最初の1匹が見つかったのは9月22日。開花時期が少し早いヒヨドリバナの様子を見に行ったスタッフが確認し、その後も多い日で4~5匹が姿を見せるという。取材した30日朝も2、3匹がふわりふわりと優雅に舞い、人間を怖がらずに花の蜜を吸っていた。

 スタッフの男性(76)は「今年は無理だろうと思っていたが、いきなり来てくれて感動した。この先の長旅を応援したい」と喜んだ。

 フジバカマの開花はこれからで、チョウは10月下旬ごろまで見られるという。国見山山頂へは無料のモノレールで登ることができる。

 同公園TEL0790・64・0923

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