兵庫県佐用町で毎秋恒例の「さよう文化祭」が1日、さよう文化情報センター(同町佐用)で始まった。新型コロナウイルスの影響を考慮し、作品展示と文芸大会のみを開催。コロナ禍に負けじと、個性あふれる絵画や書など約180点が会場を彩っている。3日まで。
町や町文化協会などでつくる実行委員会が主催。今年は会期を短縮し、ステージでの芸能発表も中止に。作品展示も応募数を制限するなどした。期間中は、子どもの絵と書が並ぶ「町小中学校児童生徒美術展覧会」も同時開催している。
会場にはコスモスを題材とした写生画や、技巧を凝らした押し絵、生け花などがずらり。町文化協会の四方田(よほだ)義夫さん(79)は「作品数は減らしたが、レベルの高いものばかり。芸術の秋を楽しんで」と話した。
午前9時~午後5時(3日は同4時)。町生涯学習課TEL0790・82・3336
(勝浦美香)
