西播

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枝条架のかん水から作られた「播州赤穂 塩の国の塩」=赤穂海浜公園「塩の国」
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枝条架のかん水から作られた「播州赤穂 塩の国の塩」=赤穂海浜公園「塩の国」
「播州赤穂 塩の国の塩」=神崎町根宇野、グリーンエコー笠形
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「播州赤穂 塩の国の塩」=神崎町根宇野、グリーンエコー笠形

 兵庫県赤穂市は特産の塩をブランド化するため、赤穂海浜公園(同市御崎)の塩田復元施設で海水塩分を濃くした「かん水」から塩の商品化に初めて取り組んだ。商品名は「播州赤穂 塩の国の塩」。日本遺産の塩作りの歴史文化を踏まえ、味の異なる2種類を作った。市は飲食店や旅館、土産物店など、市内でメニューに活用したり、販売したりする事業者を募っている。(坂本 勝)

 赤穂の塩作りは2019年5月に日本遺産「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」に認定された。

 塩田復元施設がある市立海洋科学館「塩の国」では塩作りを体験できる。「枝条架(しじょうか)」(流下式塩田で海水塩分を天日で濃くする設備)で濃縮した「かん水」を煮詰める。体験後、袋入りの塩40グラム入りをもらえる。ほんのりと甘みのある塩は人気があるが、販売はしておらず「購入したい」との要望が寄せられていた。特産の塩のPRへ、市は商品化に取り組んだ。

 市内四つの製塩業者に呼び掛け、手を上げた赤穂化成(同市坂越)が自社の平釜で炊き上げた。にがり成分が多く、濃厚な味わいの差塩(さしじお)と、長時間寝かせることでにがり成分を減らし、あっさりと仕上げる真塩(ましお)の2種類を製造した。

 かつて千種川河口の東浜塩田では差塩が主に作られ、江戸を中心に好まれた。一方の西浜塩田では真塩を主に製造し、大阪を中心に流通した。歴史を基にした塩の袋には赤穂の「赤」の字に枝条架をデザインしたマークを入れた。天候にも左右されるが、年間で最大4トンを製造できるという。

 1袋(200グラム入り)税別500円。1ケースは20袋入り。取り扱いには登録(無料)が必要で、期間は3年間。市内に事業所のある事業者に限る。赤穂を訪れてもらうため、市内の店舗などでのみ、販売や飲食メニューに使える。募集要項などは市ホームページで入手可。市商工課TEL0791・43・6838

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