西播

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昭和の風景を再現した創作人形と渡部美智子さん=赤穂市立民俗資料館
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昭和の風景を再現した創作人形と渡部美智子さん=赤穂市立民俗資料館

 人形作家の渡部(わたべ)美智子さん(68)=兵庫県たつの市=の作品展「懐かしい昭和の風景」が、同県赤穂市加里屋の市立民俗資料館で開かれている。あぜ道で疲れを癒やす農民や、1人ずつまきを背負い、大八車で帰路に就く家族などの表情を精巧に表現した、心温まる人形が並ぶ。磯や道に人形を置いて撮った写真と共に約50点を展示している。

 渡部さんは高知県出身で、清流・四万十川流域で育った。失われゆく昭和の農村風景を思い浮かべながら、石粉粘土による人形作りを約40年続ける。顔のしわや指の節、血管など細部にもこだわっている。

 約10年前、病気で体を動かせなくなった。思い出したのは、16年前に亡くなった夫の言葉。「わしはお前の一番のファンや。人形を作り続けて人の心を癒やして」。リハビリに励み、制作に没頭した。農村暮らしの思い出を91歳の母親に尋ねるため、片道約6時間、車を運転して高知まで行き来する。「昭和の風景や人々の生きざまを伝え続け、人形を撮影して本を出せるように頑張る」と情熱を燃やす。

 22日まで。午前9時~午後5時。100円(小中学生50円)。水曜休館。

 同館TEL0791・42・1361

(坂本 勝)

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