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高齢者向けの洋服、小物が並ぶ店内=佐用共立病院
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高齢者向けの洋服、小物が並ぶ店内=佐用共立病院
取扱店舗が限られている地域の特産品も特別な許可を得て販売している=佐用共立病院
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取扱店舗が限られている地域の特産品も特別な許可を得て販売している=佐用共立病院

 佐用共立病院(兵庫県佐用町佐用)内の売店が、独自の“進化”を遂げている。レジ近くの棚には、おしゃれな洋服や小物がずらり。飲み物などが並ぶ冷蔵スペースには特産の加工品がそろい、入り口付近にはトマトやナスなど野菜の種も。まるで小さなホームセンターのようだが、背景には過疎地域が抱える「買い物難民」の課題があるという。

 同病院には内科や整形外科、歯科などがあり、町内の医療拠点の一つとなっている。患者の中には自分で車を運転できず、家族の車や、町が支給するタクシーチケットを使って通う高齢者らも多い。

 そうした住民にとっては買い物に出掛けるのも一苦労だが、通院は生活の一部に組み込まれているため、同病院の森泰宏副院長と総務課が売店のリニューアルを計画。来院のついでに購入できる品物の選択肢を増やそうと考えた。

 今年6月、これまでの売り場を改装し、取り扱う商品の自由度が高いコンビニ「ヤマサキYショップ」を誘致した。まず手始めに高齢者向けのアパレル商品や、取扱店舗が限られていた佐用もち大豆のみそやしょうゆを置いたところ、予想以上の人気に。特に野菜の種は売れ行きが好調で、患者らは「遠くまで出掛けなくても買い物ができて便利」と声をそろえる。

 総務課の山本真弓さんは「田舎の高齢者が抱える悩みを少しでも解消できれば。今後さらに便利になるよう、品ぞろえを充実させていきたい」と話している。(勝浦美香)

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