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もぎたてのユズが並ぶ直売所=神河町根宇野
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もぎたてのユズが並ぶ直売所=神河町根宇野
マーマレード向けにユズの皮を刻む女性たち=小河公民館
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マーマレード向けにユズの皮を刻む女性たち=小河公民館

 兵庫県の姫路・西播地域でユズの収穫、販売が本格化している。相生市や神河町では、地元の住民たちが直売所を開いたり実の加工に精を出したりと、朝から作業に励む。果汁を搾る作業場には柑橘(かんきつ)類の香りが立ち込め、冬の到来を告げている。(伊藤大介、井上太郎)

 相生市矢野町小河(おうご)の小河公民館では、「小河ゆず栽培組合」のメンバーが栽培した実を集め、朝から加工作業に取り組む。

 相生市農林水産課によると、小河では1981年にユズの栽培が始まり、現在は約40戸が山裾や休耕田で育てている。枝に鋭いとげがあるユズは鳥が敬遠するため農薬を使わずに育てられるといい、今季は約4トンの収穫を見込んでいる。

 作業場に運び込まれた実は男性陣が一つずつ水洗いし、機械で果汁を搾る。搾られた実は女性陣が手作業で丁寧に種を取り除き、マーマレード用に皮を包丁で刻む。

 ほかにも、すりおろした皮とあんを混ぜ合わせた大福やシフォンケーキ、餅、クッキー、ゼリー、マフィン、蒸しパンなどに使われ、多彩な加工食品が道の駅「あいおい白龍(ペーロン)城」(同市那波南本町)や、たつの市や上郡町の農産物直売所「旬彩蔵」などに並ぶ。

 一方、神河町根宇野(みよの)地区では、根宇野公民館前にユズの直売所がオープンした。ユズ農家27戸でつくる「根宇野柚子生産組合」が、もぎたての果実を1日200キロ前後出品する。

 約40年前に徳島県那賀町木頭地区を視察し、苗木を持ち帰って特産化を進めてきた。香りの高い品種で、中島義則組合長(70)は「家にいる時間が長くなりそうな今年は、マーマレードを作って秋の香りを楽しんで」とPRする。

 12月初旬まで。午前9時~午後4時。1袋900グラム入りで、300~400円。ジャムやシロップなどの加工品も販売する。神河町地域振興課TEL0790・34・0185

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