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登山日数が2人合わせて1万日に達し、特別表彰を受ける川崎徹さん(中央左)と郁子さん(同右)=雄鷹台山
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登山日数が2人合わせて1万日に達し、特別表彰を受ける川崎徹さん(中央左)と郁子さん(同右)=雄鷹台山

 JR播州赤穂駅北東の雄鷹台(おたかだい)山(253メートル)に兵庫県赤穂市の川崎徹さん(88)と郁子さん(83)夫妻が23年間登り続け、2人合わせた登山日数が1万日を超えた。所属する登山グループ「オタカクラブ」から「特別表彰」を受け、仲間から祝福された2人は「早朝登山は元気の源。90歳と85歳になるまでは登り続けたい」と意欲を示した。(坂本 勝)

 オタカクラブで徹さんは最年長、郁子さんは女性で最年長。7合目のノートに記した登山日数は徹さんが4700日、郁子さんが5820日を超えた。

 徹さんは京都大学山岳部で日本アルプスに登った。会社に勤めてからは東南アジアや欧州、アフリカにも駐在するなど忙しく、定年後の山登り再開を願っていた。

 65歳の時、山岳部仲間と兵庫、岡山近郊の山に登り、温泉で1泊する登山会の活動を始め、世話役となった。郁子さんも準備を手伝い、その頃から夫婦で地元の雄鷹台山を登り始めた。

 台風などを除き、雨の日も風の日も朝5時すぎに起床。体操をしてからストックを使い、マイペースで登る。早朝登山は一日の始まりで生活の一部になった。山で会う仲間と言葉を交わし、小鳥のさえずりを聞くのが何よりの楽しみだ。

 7年前には「赤穂短歌の会」にそろって入会した。雄鷹台山の四季の移ろいなどを詠んで投稿する。2017年の赤穂市民文化祭で徹さんは「『お若い』の言葉を糧に朝なさな 八十五歳は裏山登る」の句で市長賞に輝いた。郁子さんは山上から冬の一時期、赤穂海浜公園が見える光景を「観覧車は出でし朝日に輝きて 玉(ぎょく)ちりばめし指輪とも見ゆ」と詠み、奨励賞に選ばれた。

 3月に結婚60周年を迎えた2人は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)して継続できた」と喜ぶ。次の目標は「山登りとともに『雄鷹台山の四季』と題した歌集を出す」ことだ。

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