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学校横の水田で、全国2位になった米を披露する1年生=宍粟市千種町千草
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学校横の水田で、全国2位になった米を披露する1年生=宍粟市千種町千草

 高校生が学校で栽培した米の味を競う「全国農業高校お米甲子園」(米・食味鑑定士協会主催)で、兵庫県宍粟市の千種高校1年生が出品したコシヒカリが全国2位に当たる金賞を受けた。普通科の高校が入賞するのは異例といい、見守った教師は「毎日丁寧に水田を管理した成果が味に出た」と生徒の真面目さを評価する。生徒は19日、受賞した米を同市内の道の駅で販売する。(古根川淳也)

 同甲子園には全国79校の180点が出品され、機械による分析で1次、2次審査があった。同校は決勝に残った15校の中で総合点トップだったが、審査員の舌による最終審査で惜しくも最優秀賞を逃した。

 同校では2017年に学校給食が導入されたのを機に、食育の一環として1年生の授業で水稲栽培を開始。学校横の約200平方メートルの小さな水田を借り、住民の指導を受けている。

 今年は6月に苗を手植えし、夏休みも毎日当番を決めて水路から水を入れた。農薬を使わず、雑草は手作業で除去した。

 秋には約200キロを収穫。米の活用をクラスで考えた時「本当においしいのか知りたい」という声が上がった。そこで、長年農業高校に勤務した細見幸司教頭が、同甲子園に出品すれば食味検査をしてもらえるとアドバイス。急きょ応募することになった。

 検査結果が分かれば十分だったのに、まさかの金賞。1年生の池垣春香さん(15)は「信じられなかった。千種のお米はおいしいと多くの人に知ってもらいたい」と喜ぶ。収穫量が少ないため生徒らもまだ食べていないといい、上山莉歩さん(16)は「金賞の味だと思う。来年も上位に入ってほしい」と期待していた。

 米は300グラム入り200円で、330パックを限定販売。午前10時~午後2時、道の駅みなみ波賀と同播磨いちのみやで。姫路市本町の「きてーな宍粟」でも扱う。収益は国連児童基金(ユニセフ)に寄付し、食糧支援に役立ててもらう。

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