西播

  • 印刷
亡き母の童話に挿絵を添えた本を出版した前田美智代さん=宍粟市
拡大
亡き母の童話に挿絵を添えた本を出版した前田美智代さん=宍粟市

 60年以上前の小学生新聞に掲載された母の作品を収めた童話集を、兵庫県宍粟市の前田美智代さん(74)が出版した。前田さんが挿絵を描いた母子共作で「亡き母を知る方に読んでもらいたい」と話す。(古根川淳也)

 前田さんの母、寿美枝(すみえ)さんはたつの市新宮町宮内の出身。童話やエッセーを創作し、1956年7月と57年5月の毎日小学生新聞に掲載された。2年ほど前、遺品の中から記事や未掲載の原稿が見つかり、四季に合わせて作品を4編選び、「ふるさとのうた 春夏秋冬」として編集した。

 作品には寿美枝さんの兄で、小学4年で亡くなった「義(よ)っちゃん」と、親友の「俊ちゃん」が登場する。物語の舞台は新宮町宮内とみられ、学校でひらがなを大声で叫んだこと、雷が怖くて「牙天神」にお祈りしたことなどがつづられている。

 前田さんは米国の大学で絵画を学び、大阪などで指導した経験があり、水墨などで挿絵15点を描いた。スペイン出身の知人が翻訳した英文も載せており、「外国の方にも読んでいただければ」としている。

 挿絵の原画は、前田さんの自宅を利用した「遊月菴(ゆうげったん)ハウスミュージアム」で来年1月11日まで展示する。来場前に予約が必要。TEL0790・62・3156。童話集は1冊2750円。遊月菴で販売している。

西播
西播の最新
もっと見る

天気(1月28日)

  • 11℃
  • 6℃
  • 20%

  • 12℃
  • 3℃
  • 50%

  • 12℃
  • 5℃
  • 20%

  • 12℃
  • 4℃
  • 20%

お知らせ