高さ12メートルのとんど制作 たつの・伊津地区住民ら
2021/01/10 05:30
とんど作りに精を出す伊津地区の住民ら=たつの市御津町岩見
新年飾りを集めて燃やす小正月の行事「とんど焼き」に向け、兵庫県たつの市御津町岩見の御津西部運動公園で9日、地元伊津地区の住民ら約70人が高さ約12メートルのとんどを制作した。束ねた青竹を、ピラミッド状に組みあげた土台で支えて固定した。点火は16日午前6時半に予定している。
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平安時代の宮中行事に由来し、「左義長」とも呼ばれる農村の風物詩。ホッケーのような競技用具を3本集めて焼く「三毬杖(ぎちょう)」が元の表記とされ、その火で焼いた餅を食べて無病息災を願う。
御津町ではとんど焼きが盛んで、青竹を天高く突き上げるのが特徴。伊津地区老人会長の井上末広さん(73)によると、稲わらで作る「胴巻き」や「はかま」の形が各地区で異なるという。
同地区自治会の森川明雄会長(68)は「地元では炎の上がり方でその年の吉凶を占う。コロナ禍も天に昇って消えてくれたら」と願った。(直江 純)