朝日の中に見えるのは…60キロ離れた大橋の主塔
2021/02/22 19:10
朝日と競演した明石海峡大橋の主塔=赤穂市御崎から
兵庫県西端に位置する赤穂市の赤穂御崎で22日、東に約60キロ離れた明石海峡大橋の後ろに朝日が昇る光景が見られた。高さ300メートルの主塔が針のように小さなシルエットになって浮かび、太陽の中にすっぽり収まった。
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赤穂御崎周辺から望む日の出が明石海峡と重なるのは、2月後半と10月後半のそれぞれ1週間ほど。さらに主塔が見えるのは、低空に雲がなく、空気が澄んだ日に限られる。
この日は写真愛好家らが一瞬の光景にレンズを向けた。同県三田市の男性(67)は「チャンスが少ないので4年ぶりの挑戦。いい絵が撮れた」と満足した様子だった。(小林良多)