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染め物を扱う紺屋だった「平野屋」の掛札=佐用町平福
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染め物を扱う紺屋だった「平野屋」の掛札=佐用町平福
平福郷土館の前に設けられた看板。多様な「屋号」が地図で紹介されている=佐用町平福
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平福郷土館の前に設けられた看板。多様な「屋号」が地図で紹介されている=佐用町平福

 旧因幡街道の宿場町として栄えた兵庫県佐用町平福で、地元の地域づくり協議会のメンバーが、当時存在したとされる商家の屋号を掛札として再現し、民家50軒に飾った。染め物屋や豆腐屋、現在も営業する旅館など多様な業種の木札がそちこちで目に入り、往時のにぎわいを想起させる。平福郷土館前には、屋号を地図で一覧できる看板も新設した。(勝浦美香)

 平福地区は利神(りかん)城の城下町として形成され、江戸時代には宿場町として発展。一帯の民家には今もその面影が残る。1903(明治36)年に発行された郷土資料では、当時の平福には72業種180の商家が存在したとされ、それぞれに業種を表す「屋号」が付けられていたという。

 同協議会は、かつての雰囲気を演出しつつ町並みに一体感を持たせようと、地域史に詳しい黒川恵準(えじゅん)さん(85)=同町=らに協力を依頼。資料をひもときながら掛札を作り、住民の許可を得て50軒の玄関先に備え付けた。飾る掛札の種類は当時の商家の並びに従った。

 郷土館前の看板では、地区に残る昔ながらの建造物についても紹介。構造や特徴をイラスト付きで解説している。取り組みの中心を担った五名(ごみょう)和雄さん(72)は「町並みに加え、宿場町としての歴史も次世代に引き継げる。城と合わせて楽しんでほしい」とアピールしている。

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