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地元PRのため、映画の自主製作に乗り出す住民有志ら=宍粟市一宮町能倉、庭田神社
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地元PRのため、映画の自主製作に乗り出す住民有志ら=宍粟市一宮町能倉、庭田神社
映画「山間のあかり」のポスターや脚本
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映画「山間のあかり」のポスターや脚本

 兵庫県宍粟市一宮町染河内(そめごうち)地区の住民有志らが今年、地元の魅力を発信するため、宍粟を舞台にした映画製作に乗り出す。5月から本格的な撮影に入り、1年がかりで完成させる予定。市民や宍粟にゆかりのある人を対象に、ボランティアで参加する出演者や裏方も募集している。監督を務める会社員長野尭(たかし)さん(33)=同市=は「将来の子どもたちに誇れるよう故郷をPRしたい」と力を込める。(村上晃宏)

 山あいに棚田が並ぶ染河内地区は、2018年3月に染河内小学校が廃校になるなど少子高齢化が進む。17年には、同地区にある日本酒発祥の地「庭田神社」にちなんで「しそう日本酒まつり実行委員会」を設立したが、活動の盛り上がりが十分とは言い難かったという。

 昨年夏、市のケーブルテレビ「しそうチャンネル」で撮影を担当する平岡覚(さとる)さん(68)が、同実行委員長の長野さんに映画製作を持ち掛けた。長野さんは、「住民の力で映画を作れば、きっと良いPRにつながる」という平岡さんの思いに共感し、経験はないが監督を引き受けた。脚本は神戸新聞文化センターで講師を務める脚本家の結城務さんに依頼した。

 映画の題名は「山間(やまあい)のあかり」。物語は、養父母に育てられた女性が1枚の写真を見つけたことから始まる。そこには庭田神社で幼い頃の女性を抱っこする実母が写っていた。女性は情報を求めて染河内地区を訪れ、住民と交流を深めながら母親捜しを続ける。

 撮影の機材や小道具も全て自前で準備。ロケ地としては、染河内小の旧校舎を活用した「県立森林大学校」や一宮市民協働センター「いちのぴあ」、地元の寺社や企業などを予定している。

 主演の女性役は、神戸親和女子大1年の田路陽菜(とうじひな)さん(18)=同市出身=が務める。シンガー・ソングライターとしても活動する田路さんは「宍粟市民の優しくて温かい人柄といった魅力を発信できるよう頑張りたい」と意気込む。

 出演者や裏方のほか、賛同金も募っている。問い合わせはshisonihonshumatsuri@gmail.com

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