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 新型コロナウイルスのワクチン接種で、兵庫県姫路・西播磨の5市6町で65歳以上の74%にあたる18万5900人が5月末までに予約を終えていることが、各市町への取材で分かった。1回目の接種済みの人は5月末で11・9%とまだ少数だが、6月末には34%、7月末には86・8%が2回目の接種を終える見込みとなっている。各市町の現状や今後の見通しなどを2回に分けて紹介する。(直江 純)

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、姫路・西播磨では赤穂、宍粟両市を除く3市6町が、基礎疾患がある64歳以下の人への接種を7月中にも始める方針であることが分かった。神戸新聞の取材に各市町が明らかにした。姫路・西播磨全体では7月末に65歳以上の86.8%が2回目の接種を終える見通しのため、対象が次のステージに移る。

 ただ、基礎疾患のない64歳以下については「未定」などとする市町もあり、担当者からは「国からワクチン供給のめどが示されず、計画を立てにくい」との悩みも聞かれた。

 「基礎疾患あり」の接種時期を最も早い7月上旬としたのは太子町と佐用町。太子町はベッドタウンで開業医が多く、集団会場を設けずに順調に高齢者の接種人数が増えている。佐用町は逆に集団接種のみのため、ペースを予測しやすいという。

 一般の64歳以下については、上郡町が60~64歳に限定して6月下旬に接種を開始するとした。たつの市は基礎疾患の有無を問わず、60~64歳については7月下旬から接種を実施。基礎疾患がある59歳以下も、希望すれば同時期に接種を始めるとした。

 一方で、高齢者の予約や接種のペースが遅れている赤穂市はいずれも「検討中」。宍粟市は、65歳以上の接種は順調だが、それ以外は「調整中」としている。

 急なキャンセルが出た場合、誰に接種するかは5市6町とも一定の優先順位を定めた。後日の予約者や介護、保育職員らを選ぶ市町が多いが、市川町は「限られた時間内での対応が難しい」とも訴える。

 課題に挙げられる視覚・聴覚障害者の予約支援については、たつの市や神河町が「全盲者に個別に声を掛け、集団接種会場に手話通訳者を配置」と手厚い。姫路市も今後、点字のチラシを配布するという。

 ほかの課題では、多くの市町が国に対し「7月以降のワクチン供給のめどを示してほしい」と要望。小規模自治体からは「集団接種の看護師が不足」(市川町)、「ワクチン希釈に人手が必要」(神河町)などとマンパワー不足を訴える声も出ている。

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