入手困難「矢野メロン」でシャーベット 爽やかな甘み なくなり次第終了
2021/07/02 05:30
爽やかな甘みを生かした矢野メロンシャーベット=羅漢の里
兵庫県相生市矢野町の特産品「矢野メロン」のシャーベットが7月、自然公園・羅漢の里(同市矢野町瓜生)の「里の店」に、期間限定メニューで登場する。流通量が少なく、入手困難な地元メロンを氷菓として提供する。400円で、なくなり次第終了する。
矢野メロンは「JA兵庫西矢野メロン部会」に所属する農家7戸が栽培する。爽やかな甘みとジューシーな果肉が魅力といい、生産数は1シーズンに約4千個。流通するのは2週間程度で、期間中は連日のように完売する。今年は先月27日に羅漢の里などで販売が始まった。
シャーベットには同部会から仕入れた規格外の実を使い、砂糖とブランデーを少しだけ加えて仕上げる。味付けを抑え、矢野メロン本来の甘みを生かした。「里の店」のスタッフの庭に自生したミントも添えられ、口に含むと清涼感が広がる。
スタッフの前場節子さん(72)は「矢野メロンが手に入らなかった人も、シャーベットを楽しんでもらえたら」と話す。午前9時~午後4時。
羅漢の里TEL0791・29・0900
(伊藤大介)