ワクチン16~24歳の予約優先 夏休み期間に2回接種 神河町
2021/07/11 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県神河町は14日、16~24歳の新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを始める。高校生や大学生の学業への影響を最小限に抑えるための対応で、夏休み期間中に2回の接種を終えられるよう30~50代より早く実施する。同日午前9時から電話やインターネット、LINE(ライン)で予約ができる。
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同町は16~64歳の接種予約を基礎疾患の有無と年齢で6段階に分けて実施。基礎疾患がある人は電話のみで6日から予約を受け付けている。
基礎疾患がない人の予約開始日は、60~64歳が12日▽16~24歳が14日▽50~59歳が16日▽40~49歳が19日▽25~39歳が21日。いずれも午前9時から受け付ける。高校生、大学生の年代に当たる16~24歳の計886人に加え、保育所や児童センター、小中高の教職員ら計176人も14日から予約ができる。
福崎町は15日から12~59歳の予約を始めるが、国からのワクチン供給量が少なくなるため、集団接種枠を当初の2880人分から1700人分に減らす方針。同町の担当者は「10月末に町民への接種がほぼ終了すると見込んでいたが、年内に終えられるかどうか不透明だ」と話す。
市川町は64歳以下の予約を既に受け付けており、7月下旬から接種が始まる。ワクチンを確保できた分から予約票を発送しているため、予約キャンセルなどの影響はないという。(吉本晃司)
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